民間出身者

大学に民間出身者の方が中途採用される機会が増えている。とくに契約とは渉外関係の部署に。彼ら彼女らの知見は貴重だ。ただ問題は民間出身者が民間のことをよくしっているわけではないということだ。会議で「民間ではありえない」「私は民間だけど」といいちいち言っているのは不快だし、出身企業との連携を期待されているわりには何もできてない。むしろ出身会社に発注してお金を回しているだけ。企業名にふりまわされるのはやめよう。

補足:早稲田における学の独立

先の記事を書いて他の人もなにか意見がないか調べてみた。早稲田出身のジャーナリストである大谷氏が別件であるが早稲田における学の独立についてコメントしていた。

「学の独立」削除求める早大生はいないのか

昨年、話題になった文部科学省からの天下り受け入れについてである。「ビジネスとしての大学」というか。私学の雄は過去のことか。

学の独立

仕事で都内私立大学の情報を集めていたとき、ショックなことに気づいた。すこし前の話であるが早稲田大学であった論文不正の記事である。

 

www.waseda.jp

 

簡単にいうと教え子の論文を盗用して自分の業績にしたというものである。研究者としても教育者としてもあるまじき行為。しかし大学の処分は停職。いまは早稲田大学ビジネススクールで教鞭をとっている。

https://www.waseda.jp/fcom/wbs/other/1080

懲戒処分については学内規定に準拠しているのだろうから部外者がいう権利はないかもしれれない。ただ1つ早稲田の商学部の先生方に問いたい。

「紀要論文ぐらいしか業績のない人がビジネススクールの准教授でいることについてなんとも思わないのか。」

文部科学省出身だから仕方がないというのだろうか。学の独立が問われている。

 

 

 

 

 

 

これでいいのか!日本の大学!!

少子高齢化、グローバル競争の激化による実学志向、税金が投入されることに対する政府・自治体等の厳しい評価等、斜陽産業とも言える大学。でも教員の給料は高い(と思われている)。教員の低い貴族意識(給料を払っている大学ではなく母校をみて仕事をしている人)、インターンシップコーディネータ、キャリアパス指導員、産学連携コーディネータやURAとかいう何をするかわからない職種の誕生。大丈夫か?日本の大学。